肌の角質には20~30%の水分が含まれています。水分量が20%をきると、肌のバリア機能が低下し、肌トラブルや肌老化の原因になってきます。
肌から水分がなくならないようにするには保湿ケアが大事!そうはいっても、何から始めたらいいのか分からない…高い化粧水は買えないし…そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、毎日続けられそうな「肌の水分量をアップさせる5つのコツ」を紹介します。
肌の上に油性の汚れが残っていると酸化して肌にダメージを与える上、水分も浸透しにくくなります。
夜はもちろん、朝も洗顔はきちんと行いましょう。
ただし洗いすぎは厳禁です!
洗顔の仕方は、まずは手を洗い、顔を素洗いする。
洗顔料をしっかり手のひらで育てるように泡立て(テニスボール1個分)、指が肌に触れないようにやさしく円を描きながら洗う。
泡が残らないようにしっかりすすぎ、最後はタオルを顔にあてるように水気を取る。
このように肌に「余計なもの」だけを取り除く洗顔をして、あとはターンオーバー(肌の新陳代謝)に任せてあげれば、
肌はものすごく綺麗になっていきます。
手でつける自己流スキンケアと、コットン使用のスキンケアを、それぞれ1カ月の間継続してモニターしたところ、なんとコットンの方が1.5倍近くも水分量が多くなった、という結果がでています。
その理由は、化粧水を手でつけるとムラになりやすく、すみずみまで水分を行き届かせることが難しくなります。
反対にコットンは含んだ水分をそのまま肌に跳ね返して吸収させるという特性があるため、美容成分が肌に吸収されやすいからです。
コットンの使い方は、
まずコットンは横長で持って、繊維の流れに沿って、優しく肌をすべらせましょう。
そして肌がひんやりするまでパッティング
下から上へパッティングし、肌がひんやりしてきたら水分が浸透した合図。
乾燥が気になる時はコットンパックもおすすめ!
マッサージによって血行が促進されると、美容成分も水分も入りやすくなり、肌に浸透しやすくなるので、
透明感や潤いのある美しい肌へと成長させることができます。
注意するのは強くこすぎすぎると逆効果ということ。
マッサージをするのは顔の筋肉ではなく、肌です。
マッサージ用のクリームを使用しながら、優しく行いましょう。
顔の筋肉が動くようなマッサージは力が強すぎ、脈拍に合わせてやさしくゆっくりと行いましょう〟
睡眠不足はターンオーバーが乱れる原因のひとつです。
ターンオーバーと水分量は密接な関係があり、睡眠が不足すると水分量も減ってしまうのです。
睡眠をとるタイミングは、美肌維持に欠かせない「肌のゴールデンタイム」と呼ばれる時間がベスト!
肌の新陳代謝(古い皮膚を新しい皮膚に生まれ変わらせてくれる)成長ホルモンはこの時間帯に良質な睡眠がとれるかどうかで分泌量が変わってきます。
入眠から3〜4時間が肌のゴールデンタイムであり、可能なら22時、23時くらいに寝られるといいですね。
そして睡眠前には必ず保湿をしましょう。
寝ている間に体は乾燥していきます。寝ているだけで汗をかいてコップ1杯の汗を出しているとも言われているぐらいです。
もちろんそれは肌も同じことで、寝ている間に肌の水分も蒸発していき乾燥してしまいます。
そこで寝る前にしておきたいのが保湿です。寝る寸前に顔にいろいろとつけるとベタベタして眠れないのでは?と思う人も多いかもしれませんが、べたつきのあるクリームなどを避ければあまり気になることもありません。
「いろんなことをしなくていい。水さえ飲めば」と言われるほど、
水は体の栄養分や老廃物を運びだすデトックスの役目をもっていて、美肌をつくるために水はかかせません。
正しい水の飲み方は
・水は常温で飲むこと
・一気に飲むのではなく、起きている間に等間隔に飲む
・水分はなるべく水で補給する
1日の適切な水分摂取量(ml)は
体重(kg)×30倍 例えば、体重50kgの方なら50×30=1500ml となります。
水じゃなくて水分のあるお茶やコーヒーはいけないの?と思う方もいると思います。
お茶やコーヒーで1日の水分を取る人は、肌が黄色かったり、茶色く濁る傾向が強いそう。
人間のカラダの70%は水分でできているので、1日に必要な水分を水で補給すると、 肌色がにごりのない透明感のある美しい色になります。
いかがでしたか? 肌の水分量をしっかりと保つことで、身体の内側から美肌になれます。そして高級な化粧水を使わなくても、お肌の水分量はきちんと保つことができます。
続けるのが難しくないようなものを挙げてみたので、ぜひ、一度お試しください♪
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