ビジネスマンであれば、必ずネクタイを締めるシーンがありますね。
ビジネスカジュアルを採用する企業が増えていますが、重要なシーンでは、ビシッとネクタイで決めたいものです。
かっこ良くネクタイを結んだスーツ姿は、女性たちも注目しています！
できるビジネスマンを演出して、自分らしさをアピールしてください。
1.プレーンノット
プレーンノットは最も基本的な、ネクタイの結び方で、最初に覚えておくと汎用性が広く便利です。
最近は、襟元を強調しすぎない着こなしがトレンドなので、是非マスターしてください。
大剣を引きすぎずにふっくら仕上げることが、ポイントです。
2.ダブルノット
こちらは、プレーンノットよりも結び目のボリューム感を加えた結び方です。結び目の太さが、ネクタイの幅と均一になり縦長のシルエットになります。
プレーンノットがシャツの襟のデザインを選ばないのに対して、ボタンダウンのシャツに合う結び方です。
3.スモールノット(オリエンタルノット)
こちらは、結び目が非常にコンパクトに仕上がるタイプの結び方です。結び目が小さいので、ネクタイのくぼみが深く出ます。
襟口のせまいシャツとの相性が良い結び方で、シャープな仕上がりです。
4.ウィンザーノット
格式の高い場に合う結び方で、英国のウィンザー候が流行らせました。英国調の着こなしに良く合います。
少し難易度が高い結び方ですが、綺麗に結び目が逆三角形に仕上がり、ワイドカラーのシャツと相性が良いタイプで、クラシックな装いに最適です。
5.セミウィンザーノット
この結び方は、ウィンザーノットよりもボリュームは少なめですが、結び方が簡単なタイプなので、初めはこの結び方もオススメです。
ウィンザーノット程結び目を大きくしたくないときや、細目のネクタイで縦長に見せたいときなどに便利結び方になります。
ビジネスシーンでは、以上の5種類の結び方をマスターすれば、シャツのデザインやスーツのテイストによって使い分けができます。
6.クロスノット
一見シンプルですが、結び目をクロスさせた、遊びゴコロのある結び方です。結び目は、スモールノット同様のコンパクトな仕上がりになります。
結び目のデザインを生かすには、ネクタイは柄感が控えめなもので、シャツの襟口のプレーンなタイプとの相性が良いでしょう。
ストライプのネクタイでシャープに決めるのもオススメです。
7.ブラインドフォールノット
一見アスコットタイをしているように見える結び方で、パーティーシーン向けのエレガントな仕上がりです。
結婚式や披露宴で、タキシードにボウタイではフォーマルすぎる場合、ダークスーツに、ブラインドフォールノットをシルバータイで決めれば、こなれたスタイルに！覚えておくと、ワンランク上のオシャレが楽しめます。
8.ノンノット
ノットの左右に結び目を作る結び方で、パーティーなどの華やかな場に相応しい結び方です。
きつく締めすぎないようにふっくら結ぶことと、結び目の左右が均等になるように気をつけてください。
パーティーで目立つこと請け合いの、個性的な結び方です。
以上の3種類は、ビジネスシーンよりもパーティーなどのお呼ばれに適した結び方です。それぞれ印象がまったく違うので、自分好みの結び方を選んで覚えておくと便利ですね。
仕上げに、「ディンプル(くぼみ)」作ると、襟元に立体感が出るのでオススメです。シングルディンプル(中央にくぼみを一本つける)と、ダブルディンプル(左右に2本くぼみをつける)あります。この「ディンプル」を1日崩れないように結べるようになったら、ネクタイ上級者です！
ただし気をつけたいことに。「ディンプル」は笑窪という意味もあるので、葬祭の際はつけないことが、マナーです。
いかがでしたか？ネクタイの結び方、いろいろありますね。
ネクタイの柄や、素材感までは気をかけている方も多いと思いますが、結び方にも様々なバリエーションがありますね。
しっかり、結び方をマスターして自分らしさを演出してください。
女性も、男性の襟元には注目しています。ネクタイや、シャツの襟の形によって、さりげなく結び目を変えるオシャレ感が、できるビジネスマンを印象付けるポイントです！
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