夏の間は日差しや紫外線がとても強いですよね。
日差しや紫外線の影響を受けてしまうのは肌だけではありません。
頭皮や髪の毛にだってとても大きなダメージを与えてしまうものです。
夏の日差しや紫外線のダメージが秋になって現れてしまうことが、秋にに抜け毛が多くなってしまう原因です。
とくに注意が必要なのが頭皮です。
頭皮に紫外線を浴びてしまうと毛母細胞が正常に働かなくなってしまいます。
「毛乳頭」と「毛母細胞」という発毛や育毛にとっても重要な関わりを持っているものがあるのですが
まず血液が毛乳頭へと栄養を運び、毛母細胞が毛乳頭から酸素や栄養を受け取ることで髪の毛が成長します。
発毛や育毛には血流の促進が必要だということを聞いたことはありませんか?
血流が悪ければ毛乳頭へと栄養が運ばれなくなってしまいますし
毛母細胞が酸素や栄養を受け取ることができず、髪の毛が成長することができないということに繋がっています。
夏の紫外線のダメージを受けた毛母細胞が正常に働かなくなってしまうと発毛や育毛の作用も低下してしまう、働かなくなってしまうということです。
冬の間にも紫外線はありますし、夏にも冬にもしっかりと紫外線対策をすることで抜け毛を予防することができます。
秋にに抜け毛が増えてしまう人は夏の紫外線のダメージによって毛母細胞が正常に働かなくなっている可能性がありますから
毛母細胞の働きを活性化させるためにも頭皮の血流を促進するようなケアをするのがオススメです。
髪の毛には周毛期(ヘアーサイクル)というものがあり、1日に60本から100本ほどの髪の毛が抜けます。
秋には、その倍以上もの本数が抜けることがあるのですが、秋は髪の毛が生え変わる時期でもあるのでおかしなことではありません。
ダメージについてお話しした時にも出てきた毛母細胞が冬に向けて入れ替わるため、髪の毛が多く抜けやすくなるのです。
一時的なことなのでずっと抜け毛が多い状態が続くわけではありませんし
たくさん髪の毛が抜けたからといって生えてこなくなるわけではありません。
髪の毛にだって寿命があります。
髪の毛が抜けるということは、また新しい健康的な髪の毛を生やすための準備をしているということです。
夏の日差しや紫外線のダメージによる抜け毛、生え変わる時期であるための抜け毛、これは正常な状態です。
しかし、夏の間の乱れた食生活が原因で秋に抜け毛が多くなる人もいます。
血液が毛乳頭へと栄養を届け、毛母細胞が毛乳頭から酸素や栄養を受け取るとお話ししましたが
食生活が乱れてしまっていては栄養が不足してしまいますし、髪の毛の発毛や育毛に必要な栄養を届けることができなくなってしまいます。
夏のはお酒を飲む機会も増えますし、冷えたビールが美味しい季節ですよね。
冷たい飲み物は胃腸を冷やしてしまい、栄養を作ることができなくなってしまいますし、アルコールによって弱ってしまった肝臓は、頭皮の皮脂を過剰に分泌させてしまい、頭皮環境を悪くしてしまいます。
食生活への配慮も怠らず、健康な髪をキープしましょう。
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