薄毛の自己診断

頭皮と薄毛の自己診断

男性型脱毛症、AGAなどの薄毛の悩みというのは、いろいろな要因で起こるものです。また、自分の体質を前もって知っておくことや薄毛の始まりに目を光らせておくことで、いち早く予防し、進行を食い止めることができます。

ここでは、以下の11項目の内容のうち、いくつに自分が当てはまるかを数えながら読み進めてください。当然のことながら、当てはまる数が多ければ多いほど、AGAの症状がでていると考えて良いです。

薄毛のサインを見逃すな!

薄毛は急に始まるものではありません。急に髪が少なくなったように感じるのは、始まりのサインを見逃していただけに過ぎません。もしも薄毛を心配しているのであれば、常日頃からわずかなサインを察知するために、冷静に自分の頭皮を観察しておく必要があります。また、遺伝や体質についても先に知っておくことで、薄毛の心配の軽重を測ることができます。遺伝は全てではありませんが、その体質を持っているのであれば、注意深くなるに越したことはないからです。まずは、自分の体質と頭皮環境を自己診断してみましょう。

1、祖父、父、祖母、母は薄毛か?

体質は受け継がれます。体質が全てではありませんが、薄毛になりやすいメカニズムとして、髪の成長を妨げたり、抜け毛を増やすホルモンの働きが活発になりやすい体質というものは確かにあるようです。そのため、血のつながっている親、兄弟、親戚などを見回してみて、薄毛の人が多い場合には注意が必要です。特に母方からの遺伝子によってAGAが受け継がれると考えられています。女性の薄毛は分かりにくいですが、叔父や祖父の頭髪を見ると傾向が分かりそうです。
また、同じ家で生活している人は、食生活などが似てきます。親など一緒の生活環境の人で薄毛の人がいた場合には、遺伝ではなく生活環境に問題がある場合も考えられます。

2、最近、髪の毛は減っているか、いないか?

髪の毛の減りは見分けがつきにくいものですが、過去に撮った写真などと見比べて見ると良いでしょう。AGAは少しづつ進行します。しかも特徴的な変化をするので、分かりやすいものです。
AGAのよくある抜け毛のパターンは、おでこの生え際と頭頂部から抜けていくパターンです。即頭部や後頭部は減っていないのにおでこが広がってきたように感じたり、頭のてっぺんの頭皮が透けて見えるようになってきたら要注意です。おでこは毎日のヘアセットなどで確認することができるため、毎日要チェックです。シャンプー後の抜け毛は自然なもので100本ほどはあると言いますが、それ以上の抜け毛や目に余る程ごっそりと抜けるようであれば、気をつけて頭皮を観察してみましょう。

3、うぶ毛は生えてきているか?

AGAが始まると、抜け毛が増えるばかりでなく、現在生えている髪の毛の太さやコシが無くなっていきます。細く頼りない産毛が増えてくることもサインのひとつです。太い毛が減っていき、産毛の段階までしか育たずに抜け落ちる短いヘアサイクルが繰り返されます。

4、ハリやコシはあるか?

AGAは毛髪のヘアサイクルを乱して、短くしてしまいます。太く長く成長させる成長期が短縮されるため、髪は十分に育つことができなくなります。AGAの原因とされる成分が髪を育てる毛乳頭を攻撃するため、髪に影響を運び、太く成長させることがままならなくなり、ハリやコシのない髪になります。本数も減っているところへさらにハリやコシまでなくなっていくため、髪はペタンと寝てしまい、より薄く見えるようになっていきます。

5、髪の毛が減り始めた時期はいつか?

AGAの症状は、男性ホルモンが関係しているため、早い人では思春期の頃から症状が出始めることもあります。思春期というのはちょうど二次性徴期にあたり、子ども時代の体の作りから大人へと変化していきます。その変化を司るのが、男性ホルモン、女性ホルモンの増加です。
男性型脱毛症のAGAは男性ホルモンのうちテストステロンという物質が悪玉脱毛ホルモンに変わって起こります。思春期に二次性徴によって男性ホルモンが増えると、それが悪玉脱毛ホルモンに変わり始めて薄毛が始まります。思春期と薄毛の気になり出した時期が重なっている場合には、AGAの可能性が高いです。。

6、はえぎわはどうか?

AGAの進行の特徴でもある髪のはえぎわの後退は、おでこのはえぎわの両端から始まることが多くなります。それが進行するとちょうどアルファベットの「M」の字に似た形になります。はえぎわの減りは、目立ちやすくヘアスタイルで隠そうとしている人もいますが、自己チェックの際は勇気を持って髪をかきあげて確認するようにします。

7、頭部はどうか?

頭部、特にてっぺんの頭頂部の薄毛もAGAの進行の特徴的なパターンとなります。徐々に始まる頭頂部分の薄毛は、気がつかないうちに進行していることも多く、気がついたら広がっていたということも珍しくありません。人の視線が頭に集まったり、頭皮への刺激が感じやすくなったりして気づく人もいます。
「雨の降り始めが人よりも分かりやすい」などという揶揄を聞くこともありますが、実際にそのように感じる人もいます。見えにくい場所なので、この他のチェック項目に心当たりがある人は、鏡などを駆使して頭頂部の点検も定期的に行いましょう。

生活習慣、大丈夫?

普段の何気ない生活でその要因となる行動をしていたり、頭皮や毛髪に良くない生活を送ることが日常になっていませんか?AGAの要因は、体質や遺伝もあるため、これだけで完全に予防できるとは限りませんが、反対にAGA出ない人でも生活習慣の悪化によって薄毛や抜け毛の憂き目を見る人もいるようです。生活習慣に問題がありそうな人は、AGAの体質の有無はともかく、髪の毛に良い生活をするように日々の習慣を改善することをおすすめします。毎日のことだから、簡単に直すことができない人もいますが、できることから少しずつ改善していきましょう。

8、生活習慣はどうか?

ここでは、生活のリズムについて考えていきましょう。生活のリズムというのは、基本的な3度の食事時間、睡眠時間のことです。生活のリズムが整っている人は、体がそのリズムに合わせてスムーズに機能を果たすことができます。また、3度の食事で安定して栄養分を供給されているため、体中に栄養分を行き渡らせることができます。
忙しい日常生活において、遊びや趣味の時間を確保したくて、睡眠時間を削る人がいますが、これは髪のためには非常に良くないことです。人の体は睡眠時間中に成長ホルモンの分泌を促し、髪や皮膚を育てます。髪の成長を促進する成長ホルモンの出やすいゴールデンタイムは22時から午前2時までと言われています。また、最低でも5時間の睡眠が必要です。
こうしたリズムの安定とともに必要となるのは、適度な運動です。毎日しっかりと運動をすることができる現代人は少なく、仕事を終えたら平日は体力も余っていないかもしれません。しかし、良質な睡眠のためにも適度な運動による疲れは必要です。仕事での疲れは却って目を覚ましてしまうことがあります。バスを使って通勤をしている人は歩いてみる、ひと駅前で降りて目的地まで歩くようにするなど、出来る範囲から始めてみましょう。

9、食事は偏っていないか?

生活習慣のなかでも食生活は大切ですが、その食事の質にもこだわってみたいものです。外食やコンビニ弁当など買ったものばかり、食べてはいませんか?また、簡単だからといってサプリメントや栄養ドリンクで栄養補給をしていませんか?
外食やコンビニ弁当、あるいはファーストフードは、基本的に油と肉を多く使っており、脂肪分を取りすぎます。薄毛が現れる人の特徴のひとつとして太り過ぎも挙げられているとおり、脂肪の取りすぎは髪の毛には大敵です。脂肪分の摂り過ぎを抑えて、野菜や根菜、海藻類を豊富に取り入れた食事を心がけましょう。これらは血行をスムーズにして頭皮に栄養分を送りやすい環境を整えます。さらに良質なタンパク質は髪や皮膚を作る大切な成分です。ビタミンやミネラルも大切です。
要はバランス良くいろいろな栄養素をたくさん摂ることが一番なのです。卵は栄養分の宝庫であり、髪にも良いと言われていますが、加熱しない白身の成分はあまり髪に良くないという説もあります。野菜類も体を冷やさないように加熱した方が良いでしょう。
サプリメントの利用は、それ自体が悪いわけではありませんが、頼りすぎてしまうのは危険です。特定の成分を取りすぎてしまうこともあるため、あくまでも食事が主体で補助的な役割として軽めの使用にとどめましょう。

10、生活に過度のストレスはかかっていないか?

現代社会はストレス社会などとよく言われています。社会で生きていれば、ストレスは必ずあります。し、それを避けていては仕事や勉強など、活躍の場が限られてしまいます。また、ストレスは悪いもののように扱われがちですが、人間の心の成長には大切な要素です。
それならば、ストレスがあるのは当たり前であると考えた上で、過度にストレスを受けないことと、それを解消する方法を見つけることを考えましょう。つまり、上手にストレスと付き合う方法を知ることです。
体と脳は密接に関係しており、お互いに作用し合っています。脳が過剰なストレスを負うと体は緊張します。すると、血行が阻害されたりして、頭皮への栄養の供給が減ります。しかし、体の緊張を解くことで、ストレスを解消、緩和して良い影響を与えることもできます。リラックス出来るようにお風呂で体を休めたり、アロマテラピーを楽しむなど緊張を解くための自分なりの方法を探しましょう。また、睡眠によって一時的に脳を休めることでストレスに強い脳を作ることができます。

11、過度に髪の毛に対するストレスはないか?

薄毛の人にありがちですが、髪の毛が減ったことに対して意識をしすぎていることがあります。こんな場合には、髪の毛の減りや抜け毛の一本一本を気にしていることが、精神的にストレスになっているかも知れません。
髪の毛の状況を冷静に観察して、自分のAGAの進行予防に活かすことは大切ですが、それによってストレスを感じてしまうのであれば、本末転倒です。ストレスは髪に良い影響を与えません。
適切に治療を行ったり、生活改善をすることで、AGAは改善できる可能性があります。。そのことを信じて、さらに治療方法や予防方法を信じて、髪のことを気にしすぎないようにしましょう。少しずつしか改善しないかもしれませんが、不安になったり疑ったりすることなく、徐々に良くなっていることを信じて前向きに進みましょう。

 

診断!

いかがでしたでしょうか?

どのくらい当てはまりましたか?

 

3個以上

少ないと思っているかもしれませんが、AGAになる可能性が非常に高いです。まずは生活習慣の改善を行ってください。

6個以上

あなたはAGAの症状がでる一歩手前にいます。生活習慣の改善に努めてください。気になるようであれば無料カウンセリングを受けてください。

9個以上

あなたはAGAの症状がでていると言っても良いでしょう。すぐに、無料カウンセリングに行ってください。

 

このような自己診断を通じて、まずは自分の髪の毛の状況や、生活習慣の改善について興味を持っていただきたいと思いこのページを作りました。役に立ったことを願っています!

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