“お薬手帳”という言葉を耳にしたことがありますか?
この手帳は、複数の薬を同時に服用する場合に病院または調剤薬局から渡されるもので、薬の飲み合わせを防止するために存在しています。
複数の薬を同時に服用することにより、それぞれの薬が持っている効能が正しく作用しない状態となることを、薬の飲み合わせが悪いと表現します。
たとえば、総合感冒薬と鎮痛剤などでは、薬に含まれている成分の直服が起こりやすく、薬の効き過ぎなどの副作用が現れることがあります。
また、アレルギー治療薬と総合感冒薬を同時に服用した場合には、ひどい眠気に襲われてしまうことがあります。
このように、薬を服用する際に注意を払わなくてはならないのが飲み合わせですが、AGA治療薬を服用する場合にも、飲み合わせに気を使うべきなのでしょうか?
一般的には、AGA治療薬とその他の薬の間の飲み合わせは、ほとんど気にする必要はないと考えられているようです。
ただし、心臓疾患や肝臓疾患をお持ちの方がそれに対する治療薬を服用している場合には、AGA治療薬を服用に対して十分な注意が必要です。
通常では、このような疾患をお持ちの方がAGA治療薬を服用することは望ましくないと考えられています。ただし、これはその方の疾患のレベルや現在の身体の状態などによって差が生じているようですので、心臓疾患、肝臓疾患、その他の内臓疾患をお持ちで、なおかつそれに対する治療薬を服用している場合には、自己判断をせず、必ず主治医に相談しましょう。
また、AGA治療薬同士の飲み合わせが身体に悪影響を及ぼすことも考えられますので、AGA治療薬を重複して服用したい場合にも、必ず専門医に相談して下さい。
フィナステリドというAGA治療薬がありますが、この薬を服用する際には、絶対に女性が触れることのないよう、細心の注意を払いましょう。
特に妊娠中の女性がフィナステリドに触れた場合には、胎児に重大な影響を及ぼすことがあります。
AGA治療薬の服用に際する注意は、あなただけのものではないこともありますので、服用する前に必ずその薬が持っている特性を理解し、周囲の人への気遣いも忘れてはいけません。
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