軟毛に悩む男性が増加！男性型脱毛症との関係とは？

AGAの症状は30代以降に多く見られる症状ですが、近年では、30代以前の若年層の間でも、AGAの初期症状ともいえる軟毛化の症状が現れる方が増えているといいます。
では、軟毛化とは、髪のどのような状態を指すのでしょうか？
軟毛化とは、男性ホルモンであるアンドロゲンが強く作用して起こり、成長期の髪が正常に成長する以前に退行期が訪れて、髪が細くて薄くなる状態を指します。
軟毛化は前頭部から後頭部から始まるという特徴を持っており、それに反して体毛が太く濃くなる(硬毛化)現象が起こります。

なぜ、若年層に軟毛化が起こるのか？

そのひとつには、食生活の乱れが挙げられます。さらに、時代背景も大きく関係していると考えられます。
たとえば、外食産業の発達に伴うファーストフード店やレトルト食品の普及があります。これらの食品が悪いということではありませんが、お手軽に利用することのできるファーストフード店のメニューの多くは、高脂質、高カロリーであり、栄養のバランスが偏ったものが多く見受けられます。
そして、レトルト食品に関して言えば、食品添加物などの化学合成物質を含有しており、これらが体内に蓄積されることにより、体内には活性酸素が停滞しやすくなります。
これらの食品を頻繁に摂取していれば、当然体内では栄養のバランスが崩れ、細胞は酸化しやすくなります。
そして、もうひとつ。
インターネットや携帯電話が普及している現在、不必要なまでのパソコンや携帯電話の使用により、眼精疲労に悩まされたり、寝不足になったりすることが当たり前になっている方が増加の傾向にあります。
このような食生活や生活習慣の積み重ねが、脱毛ホルモンと呼ばれているジヒドロステロンを生成し、脱毛を誘発します。
つまり、生活習慣により崩れたホルモンバランスが、軟毛化の原因になっている可能性が非常に高いということです。

AGA予防は生活習慣の見直しから

上記でお話した生活習慣の改善、少しずつであっても、まずはここからはじめましょう。AGAは初期段階で食い止めておかないと、さらに悪化する恐れのある症状です。