薄毛にはさまざまな種類があり、特徴にも差が生じています。たとえばAGAの場合では、頭頂部を中心に抜け毛が起こりはじめ、徐々に髪が薄くなって行くという特徴を持っています。
そして、この脱毛症の場合では、局所的に髪が抜けるのではなく、広い範囲の髪が徐々に抜け落ちて薄毛になるという特徴を持っています。
ところが、瞬間的に局所的な脱毛が起こり、その部位も特定することができない厄介な脱毛症もあります。たとえば、頭部だけではなく眉毛などに症状が現れることもあるということです。
その立つ毛症とは、円形脱毛症です。
円形脱毛症の厄介なところは、一夜にして一定の部分の毛だけが抜け落ちてしまうことが多く、兆候などの自覚症状をほとんど感じることがないという点にあります。
円形脱毛症は、一部分の毛が抜け落ち、その部分の肌が軽く凹んだような状態となります。さらに、その周囲の髪を軽く引っ張って数本でも抜けてしまうようであれば、症状が進行している証拠。
ただし、このような状態は放置しておいても自然治癒することが多いといわれています。
ですが、いつまでも症状が改善されなかったり、悪化したりするようであれば、専門医による診察と治療が必要になることもあります。
円形脱毛症とともに、爪が波打つように変形していたり、横にスジが入っている状態が起こっていたりするのであれば、それは貧血が原因となっていることが考えられます。
あるいは極度に疲労していて、身体が悲鳴を挙げている状態なのかもしれません。
円形脱毛症のおもな原因はストレスであるといわれていますが、このように爪に異常が現れた場合には、貧血または極度の疲労を疑い、なにはともあれ休養しましょう。
さらに、栄養バランスの整った食事の摂取を心がけ、貧血の改善に努めましょう。
円形脱毛症は完治する症状ですので、まずはご自身の心と身体の状態を確認し、たっぷりと休養するところから改善を行ってみましょう。
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