喫煙が薄毛を誘発する。これは本当の話です

美容と健康の大敵であるといわれている喫煙は、AGAの発症とも大きな関係を持っています。
では、喫煙は私たちの頭皮にどのような影響を及ぼし、AGAを誘発するのでしょうか？

喫煙により私たちの体内に取り込まれる物質とは

喫煙によって私たちの体内に取り込まれる物質には、ニコチン、タール、一酸化炭素などがあります。
1.ニコチン
末梢血管の委縮、血圧の上昇、脳の異常(快楽作用)、胃の委縮などの悪影響を及ぼします。特に末梢神経の委縮が起こってしまうと、頭皮に運ばれるべき栄養分の供給が滞り、その結果抜け毛や薄毛を招く原因となることがあります。
2.タール
発がん性物質の一種であり、肺がんや呼吸器系統の疾患を引き起こす原因となります。
3.一酸化炭素
私たちの血液中にはヘモグロビンが存在しており、ヘモグロビンは全身へ酸素を供給する役割を担っています。ところが、一酸化酸素が体内に取り込まれると、ヘモグロビンの機能は著しく低下し、全身が酸欠状態となることがあります。

活性酸素と喫煙

活性酸素は、私たちの細胞を酸化させる物質として知られていますが、喫煙することにより活性酸素がダイレクトに体内へ取り込まれてしまうため、細胞の老化を早めます。
つまり、発毛を促す健康な頭皮や毛根も老化してしまうことになり、これが薄毛を誘発します。

喫煙は薄毛を誘発します

喫煙が薄毛を誘発する理由をご理解頂けたのではないかです。
でも、AGAは怖いけれど、なかなか禁煙することができない。
そのような悩みは多いものです。禁煙を成功させるためにはご本人の強い意志が必要であるといわれていますが、生活習慣をガラリと変えてしまうのが難しいという場合もあるのではないでしょうか。
そのような悩みをお持ちなのであれば、禁煙外来へ通院するという方法ではいかがでしょうか？
禁煙外来に必要とする診察費用は、月額で約20,000円です。
病院に20,000円！？　と、思うかもしれませんが、毎日のタバコの購入費を考えれば、それほど驚く金額ではないでしょう。
できる限り早い段階で禁煙を成功させ、あなたの頭皮と頭髪を守りましょう。